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電話の伝言をまとめる、記入前の白紙メモ
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電話メモの取り方|聞き漏らしを減らす5項目と付箋テンプレ

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電話メモの取り方|聞き漏らしを減らす5項目と付箋テンプレ

「さっきの電話、どちらの誰からでしたか」——取り次いだあとにこう聞き返されると、また相手にかけ直すことになり、二度手間の往復が生まれます。電話メモがうまく取れないのは、才能ではなく『何を聞くか』が決まっていないからです。受ける前に埋める枠さえ決めておけば、慌てても抜けません。この記事では、聞き漏らしをゼロに近づける5つの項目と、相手が話している間に確定させる受け方、そのまま使える付箋テンプレの作り方を、新人・事務職の方にもわかるように順番に説明します。今日の帰りに1枚作れば、明日の電話から変わります。

まず結論

電話メモは『いつ・誰から・誰へ・用件・折り返し先』の5項目をその場で埋めれば、聞き漏らしによる往復がなくなります。特に折り返し先の番号と用件の要点は、相手が話している間に復唱して確定させるのがコツ。付箋やA6の定型メモを電話台に用意しておけば、新人でも判断せずに抜けなく取り次げます。

なぜ電話の伝言で往復が起きてしまうの?

往復が起きる原因のほとんどは、折り返し先や用件が抜けていることです。『電話がありました』だけでは、担当者は誰にどう返せばいいか分からず、あなたに聞き直すか、相手にかけ直すしかありません。聞くことをその場の判断に任せると、忙しいときほど抜けます。先に『埋める枠』を決めておくのが、往復をなくす一番の近道です。

電話の取り次ぎは、受けた人と担当者の間で情報を橋渡しする作業です。橋の途中で1つでも情報が落ちると、担当者は動けず、確認のための連絡がもう一度発生します。これが『往復』の正体で、忙しい日ほど回数が積み重なります。

抜けを防ぐ確実な方法は、記憶や気づきに頼らず、あらかじめ決めた枠を上から順に埋めることです。枠さえ決まっていれば、何を聞けばいいか迷わずに済み、新人でもベテランと同じ品質で取り次げます。

電話メモに最低限そろえたい5項目とは?

そろえるのは『いつ・誰から・誰へ・用件・折り返し先』の5つです。いつ=受けた日時、誰から=相手の会社名と氏名、誰へ=取り次ぐ相手、用件=要点と至急かどうか、折り返し先=電話番号やメール。この5枠を紙に印字しておき、上から順に埋めるだけで、その場で判断せずに漏れなく取れるようになります。

ビジネス向けの伝言メモの解説では、宛名(誰へ)・日時(いつ)・相手方(誰から)・用件・折り返しの要否・連絡先・取次担当者、といった項目が共通して挙げられます。これを実務でそのまま使える形に絞ると『いつ・誰から・誰へ・用件・折り返し先』の5つになります。

誰が受けたか(取次担当者)も余裕があれば添えておくと、あとで詳しい内容を確認したいときに問い合わせ先がすぐ分かります。まずは5項目を確実に、慣れたら受けた人の名前も足す、という順番で構いません。

図解

『電話がありました』だけでは足りない

同じ伝言でも、5項目がそろうかどうかで担当者の動きが変わる

抜けたメモ『日本橋企画さんから電話。折り返しお願いします』——誰宛か・番号・用件が無く、担当者は聞き直すしかない
5項目そろったメモいつ・誰から・誰へ・用件・折り返し先。この5枠が埋まれば、担当者は一枚を見るだけで動ける
5項目=いつ/誰から/誰へ/用件/折り返し先。上から順に埋めるだけで判断せず取れる

5項目のなかで『折り返し先』が特に大事なのはなぜ?

折り返し先は、後で最も『聞いておけばよかった』となる項目だからです。相手が外出先や携帯からかけていると、会社の代表番号にかけ直しても本人につながりません。折り返しの要否(連絡希望・かけ直す・伝言のみ)と、都合のよい時間帯まで聞いておくと、担当者は一度で返せます。番号は必ず復唱して確定させましょう。

伝言を受けたら、自社の担当者による折り返しが必要かどうかを忘れずに確認します。折り返し希望の場合は、相手が不在になる時間や都合のよい時間帯も一緒に聞いておくと、担当者がタイミングを外さずに返せます。

相手によっては、会社ではなく個人の携帯やメールへの折り返しを希望することも少なくありません。連絡先は聞いた番号をその場で復唱し、一桁ずつ確認して確定させると、かけ直しの失敗を防げます。

受けている間に、どうやって聞き漏らしを確定させる?

コツは、記憶に頼らず相手が話している間に復唱で確定させることです。①名乗りを聞いたら『◯◯社の◯◯様ですね』と社名と氏名を復唱②用件は要点だけ速記③番号は『復唱します』と一桁ずつ返す④最後に『ご用件を復唱いたします』で全体を確認。この順番なら、電話を切ったあとに思い出す作業がなくなります。

聞き間違いを減らす基本は復唱です。相手が名乗った直後に『◯◯社の◯◯様でいらっしゃいますね』と自然な流れで返し、社名と氏名をその場で確定させます。聞き取れなかったときは『恐れ入ります、もう一度伺えますか』と丁寧に聞き直して構いません。

用件はすべてを書き取ろうとせず、重要なキーワードだけを速記し、電話を切ってから清書します。最後に『ご用件を復唱いたします』と伝えて全体を読み返すと、聞き漏らしや取り違えをその場で修正できます。

図解

切る前に確定させる、復唱4手順

記憶に頼らず、相手が話している間にその場で固める

  1. 01① 社名・氏名を復唱『◯◯社の◯◯様ですね』と名乗りの直後に返して確定させる
  2. 02② 用件は要点だけ速記全部を書き取ろうとせず、キーワードだけメモし後で清書
  3. 03③ 番号は一桁ずつ返す『復唱します』と伝え、折り返し先の番号を一桁ずつ確認
  4. 04④ 全体を復唱『ご用件を復唱いたします』で最後にまとめて読み返す
この順番なら、電話を切ったあとに思い出す作業がなくなる

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そのまま使える、電話メモの型はある?

おすすめはA6(A4の4分割)の定型メモを電話台に常備することです。用件はチェックボックス(連絡希望/折り返す/伝言のみ)にして書く手間を減らし、取り次ぐ相手の名前は3名ほど先に印字。難しい漢字には読み仮名を添え、目印に2〜3色のペンで色分けすると、渡された側も一目で分かります。アプリより紙のほうがすぐ書けます。

よく使う用件をチェックボックスで定型化しておくと、手書きする部分が減り、慌てていても抜けにくくなります。取り次ぐ相手が決まっている職場なら、宛名の候補を3名ほどあらかじめ印字しておくと、丸をつけるだけで済みます。

紙のメモはアプリや端末の起動が要らず、鳴った瞬間にさっと書き出せるのが利点です。A6サイズ(A4の4分割)は電話台に置きやすく、渡すのも簡単。難しい漢字に読み仮名を添え、重要な箇所を色分けすると、受け取った担当者も迷いません。

図解

電話台に常備する、メモの型

書く手間を減らすほど、慌てても抜けにくい

  1. 01A6の定型メモを置くA4の4分割サイズ。電話台に常備し、鳴ったらすぐ書き出せるように
  2. 02用件はチェックボックス連絡希望/折り返す/伝言のみ を丸で囲むだけにして手書きを減らす
  3. 03宛名は先に印字・色分け取り次ぐ相手を3名ほど印字。難読漢字に読み仮名、目印に2〜3色
アプリより紙。起動を待たずに、鳴った瞬間さっと書けるのが利点

良い電話メモと悪い電話メモは、何が違う?

悪い例は『日本橋企画さんから電話。折り返しお願いします』——これでは誰宛か・番号・用件が抜けています。良い例は『鈴木部長へ/14時/日本橋企画・鳥井様/見積の件で至急/折り返し希望 03-1234-5678/受:田中』。同じ伝言でも、5項目がそろうだけで担当者は聞き返さずに動けます。

情報が足りないメモは、受け取った担当者が『誰に』『どの番号へ』『何の件で』返せばいいか分からず、結局あなたに聞き直すことになります。せっかくメモを書いても、往復が減らなければ意味がありません。

5項目がそろったメモは、担当者がそれ一枚を見るだけで、相手・用件・折り返し方・急ぎ度をすべて把握できます。箇条書きで一目で読める形にしておくと、渡された側の判断がさらに速くなります。

図解

同じ伝言、渡された側の差

5項目がそろうと、担当者は聞き返さずに一度で返せる

悪い例『日本橋企画さんから電話。折り返しお願いします』——宛先も番号も用件も無い
良い例鈴木部長へ/14時/日本橋企画・鳥井様/見積の件で至急/折り返し希望 03-1234-5678/受:田中
箇条書きで一目で読める形にすると、渡された側の判断がさらに速くなる

今日からできる、最初の一歩は?

まず今日、5項目を印字した付箋またはA6メモを1枚だけ作ってみてください。『いつ/誰から/誰へ/用件/折り返し先』と、用件のチェックボックスを並べるだけで十分です。それを電話台に置けば、明日の一本目から埋めるだけで取れます。慣れたらチームで同じ型を共有すると、誰が受けても同じ品質のメモになります。

最初から完璧なテンプレを目指す必要はありません。5項目とチェックボックスを並べた1枚を作り、電話台に置くだけで、明日からの受け方が変わります。使いながら自分の職場に合わせて項目を微調整していけば十分です。

自分だけでなくチームで同じ型を共有すると、誰が電話を受けても同じ品質で取り次げるようになります。伝言のばらつきが減り、取り次ぎの往復や行き違いそのものが職場から減っていきます。

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③ 道具

出典

参考にした情報源

この記事の内容は、次の一次情報・公式資料をもとにしています。気になる点はご自身でも確かめられます。

  1. マネーフォワード クラウド公的機関
    電話メモ・伝言メモに書くべき項目や書き方・業務効率化のコツを解説

    6項目・復唱・A6テンプレ

    biz.moneyforward.com

  2. All About公的機関
    「折り返しお電話お願いします」を簡潔に伝える電話伝言メモの作り方

    テンプレ化と簡潔化のコツ

    allabout.co.jp

著者プロフィール

岩崎正宏 (MANTA) のプロフィール写真

岩崎正宏 (MANTA)

関西の飲食企業で広報・マーケを担当。映像制作・写真・SNS運用・AI活用の実務

中堅飲食グループの広報・マーケをしながら、UNLEASH TALENT で映像制作とデザインを手がけています。大事にしているのは「伝わるか」。見た目のこだわりも、AIを使った効率化も、ぜんぶ"伝える"ための道具です。YouTube(@MantaTV)、長福寺の次期住職、4歳の娘の父——いろんな顔で、現場で本当に効いたことだけを書いています。

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